2005年07月25日(月) 10時56分
アイフル債務者一斉提訴 過払い金返還求め28府県で(共同通信)
消費者金融大手「アイフル」(京都市)に法定金利を上回る利息を支払わされ、債務整理に必要な取引履歴の開示も拒否されたとして、債務者が25日、同社に過払い金返還と慰謝料支払いを求める訴訟を、大阪地裁など各地の地裁、簡裁に起こした。
同日中の提訴は28府県、原告数で約450人、請求金額計約3億4000万円に上る見込み。
取引履歴をめぐっては、最高裁が19日「貸金業者には開示義務があり、拒めば不法行為として賠償責任を負う」との初判断を示したばかり。原告を支援するアイフル被害対策全国会議(代表・河野聡弁護士)は「集団提訴で法令を順守しない同社の業態を社会にアピールし、被害者救済を図りたい」としている。
(共同通信) - 7月25日10時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050725-00000060-kyodo-soci