2005年07月25日(月) 18時57分
振り込め詐欺が6月急増 東京、手口巧妙化で(共同通信)
東京都内でほぼ横ばい傾向だった振り込め詐欺の認知件数が6月に急増していたことが25日、警視庁犯罪抑止対策本部のまとめで分かった。
交通事故の示談金名目で振り込みを要求する手口に代わり、「痴漢でご主人が捕まった」などとわいせつ行為の示談を持ち掛ける手口が増えた。警視庁は「より巧妙化している」として犯行再現のCDを製作、注意を呼び掛けている。
同本部によると、今年上半期(1−6月)に警視庁が認知した振り込め詐欺は1202件で被害総額は約18億円。1月から4月はいずれも百数十件で推移したが、5月に215件、6月に366件と増えた。
痴漢示談金名目の手口は3月ごろから増え始めた。上半期で計419件で、被害額は全体の半分近くを占めている。
(共同通信) - 7月25日18時57分更新
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