2005年07月21日(木) 20時51分
マツダが１１万台再リコール 制動力低下で物損事故も（共同通信）
マツダは２１日、防水対策の不備でバッテリー液が漏れ出す恐れが解消されなかったとして、乗用車「プレマシー」「イクシオン」の２車種計約１１万４０００台（１９９９年２月−２００４年１１月生産）の再リコールを国土交通省に届けた。
前回リコールは昨年４月に実施したが、その後も４０件の不具合が発生。うち１６件は漏れたバッテリー液がブレーキパイプを腐食させ、ブレーキ液が漏れて制動力が低下、今年２月には神戸市で物損事故が起きていた。
２車種ともマツダの製造だが、イクシオンは米フォード社の日本法人が販売。いずれもバッテリーを交換した場合に、種類によっては雨水などがバッテリー内に流れ込み、バッテリー液があふれてブレーキパイプなどを腐食させる恐れがある。
（共同通信） - 7月21日20時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050721-00000218-kyodo-soci