2005年07月16日(土) 00時00分

悪質リフォーム２容疑者を起訴 アクアジャパン社員 （東京新聞）

　さいたま地検は十五日、特定商取引法違反（不実の告知）罪で、住宅リフォーム会社「アクアジャパングループ」社員の中江匡志（２６）＝岐阜市北鶉四＝と、同下川了（２５）＝同＝の両容疑者を起訴した。

　起訴状によると中江被告は昨年十二月十二日、さいたま市岩槻区の無職男性（６６）に「このままでは湿気で床板が腐る」と事実と異なることを告げリフォームの契約をしたほか、下川被告は昨年一月、戸田市の無職男性（７１）に同様の虚偽の内容を告げて工事契約を結んだ。今年一月下旬、蓮田市の用水路から約千八百万円が見つかり、当時は上尾市に住んでいた中江被告宅から盗まれた約六千万円の一部と判明した。県警は盗まれた約六千万円のほとんどは悪質な住宅リフォーム契約による収入だったとみている。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20050716/lcl_____stm_____004.shtml