2005年07月09日(土) 14時34分
温水洗浄便座に細工、服ぬらしクリーニング代請求(読売新聞)
大手スーパーの水道の蛇口に紙片を入れて水を飛び散らせ、クリーニング代を請求していたとして逮捕された男が、ホテルやデパートでもトイレの温水洗浄便座に細工して服をぬらし、代金を請求していたことが9日、神奈川県警金沢署の調べでわかった。
二つの手口による被害は関東地方の1都5県で70件を超えるとみられ、同署は近く詐欺容疑で追送検する方針。
男は、住所不定、無職阿部隆史被告(31)(器物損壊罪で起訴)。調べでは、阿部被告は4月30日、東京・赤坂のホテルのトイレで、温水洗浄便座のノズルに木工用ボンドを流し込み、服がぬれたとしてホテルから2000円をだまし取った疑いが持たれている。
阿部被告は6月中旬まで東京、神奈川などの駅近くにあるホテルなどから、クリーニング代として1000〜5000円の現金や商品券を受け取っていたといい、「1日1000円稼げれば、牛丼2杯とたばこが買えるのでやった」と供述しているという。
(読売新聞) - 7月9日14時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050709-00000407-yom-soci