2005年07月09日(土) 21時39分
ネットバンクで送金被害 みずほ銀行は500万円(共同通信)
インターネットバンキングで利用者本人が知らないうちに別の銀行の個人口座に送金される被害が複数の銀行で相次ぎ、みずほ銀行では500万円が送金されていたことが9日、分かった。ネット経由で侵入して個人のパソコンの情報を入手するプログラムソフト「スパイウエア」を使って、パスワードなどを盗み出したとみられる。
被害相談を受けた警視庁ハイテク犯罪対策総合センターが不正アクセス禁止法違反などの疑いで捜査を始め、同行などはホームページ上で注意を呼び掛けている。
関係者によると、みずほ銀行で2件の被害が確認された。ほかにインターネット専業の「イーバンク銀行」や「ジャパンネット銀行」などでも同様の被害が出ている。
みずほ銀行の利用者で500万円が不正に引き出されたケースでは、3つの銀行のそれぞれ異なる個人名義の口座に不正送金されていた。いずれも利用者が知らない名義だった、という。
(共同通信) - 7月9日21時39分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050709-00000179-kyodo-soci