2005年07月07日(木) 20時01分
「週刊新潮」記事は名誉棄損=平沢議員が逆転勝訴−東京高裁(時事通信)
パチンコ業界から違法な献金を受けたなどとする「週刊新潮」の記事で名誉を傷つけられたとして、平沢勝栄衆院議員が発行元の新潮社や執筆したジャーナリストらに1億円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は7日、請求を棄却した1審判決を変更し、300万円の支払いを命じた。
浜野惺裁判長は「情報の入手先が明らかでなく、記事の真実性を裏付ける証拠はない」と指摘。「報道における取材源の秘匿は尊重すべきだが、それにより訴訟上の立証責任を免れることは許されない」と述べた。
(時事通信) - 7月7日20時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050707-00000130-jij-soci