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被告側は答弁書で、くも膜下出血が見つけられなかった診断の誤りは認めた。だが、仮に出血が発見できたとしても、くも膜下の「再出血や状態悪化は避けられなかった」と、診断ミスと死亡との因果関係を否定、全面的に争う姿勢を見せた。
訴状によると、女性は〇三年十二月二十七日午前四時半ごろ、「頭が痛い」と同病院に訪れ、CTスキャン検査で「異常なし」と診断され帰宅した。同日午前七時ごろ、呼吸困難の症状を示しているのを家族が発見し、同病院に搬送。くも膜下出血であることが判明し、治療したが、翌日死亡した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20050706/lcl_____ibg_____004.shtml