2005年07月05日(火) 20時57分
リフォーム会社破産申請へ 社会問題化で仕事激減(共同通信)
埼玉県富士見市の認知症(痴呆症)姉妹の高額リフォーム問題で、19業者のうち最高額の約2500万円の契約を結んだ東京都世田谷区のリフォーム会社が、7月中にも東京地裁に自己破産を申請することが5日、分かった。代理人弁護士が明らかにした。
代理人によると、会社は30年以上営業しているが、高額リフォームが社会問題化して仕事が激減、休止状態に陥ったという。
姉妹を支援する立場から業者との仲介にあたっている同市は、契約書類の不備などを理由に返金を求めている。会社の社長は「契約と工事は営業マンに任せ、利益の6割を渡していた。不当な契約とは分からなかったが、会社としても道義的な責任を感じる」として全額返還の意向を示していた。
(共同通信) - 7月5日20時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050705-00000251-kyodo-soci