2005年07月04日(月) 08時11分
用水路の大金、誰の手に 悪質リフォームで稼ぐ?(共同通信)
埼玉県蓮田市の用水路で1月に見つかった約1800万円は、盗難届を出した会社員中江匡志(なかえ・まさし)容疑者(26)=特定商取引法違反容疑で逮捕=が悪質リフォームで稼いだ金の疑いが強まっている。
岩槻署は保管期限の8月中旬までに所有者を判断するが、遺失物法上は中江容疑者に返還される可能性もある。悪質リフォームの調査に当たっている同県の一級建築士石田隆彦(いしだ・たかひこ)さん(42)は「中江容疑者の被害者の中には『工事で金をドブに捨てた』と言う人もいる。金が容疑者に戻るとなると、納得いかないのではないか」と話している。
用水路で1800万円分の1万円札が見つかったのは1月29—30日。「ほかにもあるかも」と現場は大勢の人が押し寄せる騒ぎになった。
(共同通信) - 7月4日8時11分更新
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