2005年07月02日(土) 17時20分
リフォーム110番:受け付けから3時間で20件 「無料点検」に要注意 /広島(毎日新聞)
◇欠陥住宅研究会
高齢者らを狙った悪質リフォームが問題となる中、広島欠陥住宅研究会(代表=鳥谷部茂・広島大教授)が1日、リフォーム工事に関する相談を電話と面談で受ける「欠陥住宅・リフォーム110番」を中区の広島市消費生活センターで開いた。
受付開始から約3時間で20件の相談が寄せられた。「99年ごろから約1〜2年でリフォーム会社など6社が次々と訪れ、計13回の契約を結ばされた。計約400万円を支払ったが、取り戻せるか」などの声が相次いだ。同会によると、最近は「2000円で下水道掃除をする」「床下の無料点検をする」と言って家に上がり、「床下が腐っている」などと不安をあおるケースが多いという。
同会事務局長の風呂橋誠弁護士(42)は「盆休みに帰省した際、親などに不要な工事をしないように注意して。不審点があれば、広島市消費生活センターなどを紹介してほしい」と話した。2日以降も同会事務局(082・502・1250)で相談を受ける。【吉川雄策】
7月2日朝刊
(毎日新聞) - 7月2日17時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000301-mailo-l34