2005年07月02日(土) 20時35分
<悪質リフォーム>「被害110番」に相談が次々(毎日新聞)
お年寄りなどを狙った悪質訪問リフォーム問題の被害相談を電話で受ける「悪質リフォーム・欠陥住宅被害110番」が2日、東京など全国11カ所で行われた。弁護士や建築士らでつくる「欠陥住宅被害全国連絡協議会」(欠陥住宅全国ネット)が実施。東京では63件の相談が寄せられ、警視庁が摘発したサムニングループによる相談も10件あった。
東京都千代田区にある事務所では、弁護士や建築士延べ16人が午前10時から午後4時まで対応した。相談した神奈川県に住む70代の夫妻は、サムニンイーストと03年4〜5月、屋根や床下、浴室のリフォームを契約し、780万円を支払った。夫妻は、警視庁が逮捕した容疑者が担当者だったことを知り、「工事が必要だったか疑問。現状を建築士に見てほしい」と相談を寄せた。
ネットの関東地域担当の事務局長、谷合周三弁護士は「相談が特定の業者に集中した場合は損害賠償訴訟を視野に対応を検討する」と話した。【鳴海崇】
3日以降の実施日時と電話番号は次の通り。
【甲信越】新潟7月24日(10〜15時、電話番号未定)▽長野8月31日(10〜12時、026・232・2104、0263・35・8501)
【中国】岡山7月9日(10〜16時、086・224・4620または4621)
【九州】北九州7月4日(13〜16時、093・582・0640)
(毎日新聞) - 7月2日20時35分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000076-mai-soci