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2005年07月01日(金) 00時00分

武銀が個人情報紛失 1万6000人分 誤って廃棄? 東京新聞

 武蔵野銀行(さいたま市大宮区)は三十日、二十四店舗の顧客の氏名、口座番号など延べ約一万六千人分の個人情報を紛失したと発表した。

 同銀行が個人情報保護法の施行に伴い、顧客情報の保管状況を調査、判明した。紛失したのは還元資料と呼ばれる管理資料で、一九九五年以降のもの。保管期限(十年−三カ月)内の資料を調査して分かった。個人情報の内容は氏名、口座番号のほか、預金残高、入金額、融資残高など。

 同銀行によると、保管期限を過ぎた資料は順次廃棄処分しており、紛失した資料もその中に紛れ込んだらしい。通常、銀行の外へ持ち出すことはなく、不正請求などの事故も把握されてなく、外部に流出した可能性は極めて低いとしている。

 同銀行は「再発防止に向け内部の情報管理をさらに徹底していく」という。

 同銀行はこの問題についての相談室=電0120(23)8634=を設置し、問い合わせに応じる。

  (増村 光俊)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20050701/lcl_____stm_____002.shtml