2005年06月29日(水) 19時53分
不具合、3カ月公表せず ノーリツ、給湯器部品交換(共同通信)
給湯設備メーカー「ノーリツ」(神戸市)は29日、同社製のガス給湯器の一部に、特定の条件で風呂の追いだきをした場合、60度近い高温になる恐れがあることが分かり、無償で部品を交換すると発表した。
OEM(相手先ブランドによる生産)供給先の企業が3月末、検査中に不具合を見つけノーリツに指摘した。同社は「一般に使わない機能のため、交換部品の調達を優先した方が混乱が避けられる」として公表していなかった。
同社によると、不具合があったのは追いだきの際に差し湯するタイプの「高温水供給式」の給湯器。昨年11月から今年3月の間に製造した型式名「GQ−1626AWX」など10機種の計3157台で、同社と子会社「ハーマン」が北海道以外の全国で販売した。
(共同通信) - 6月29日19時53分更新
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