2005年06月29日(水) 19時50分
顧客情報8万件を紛失 福島県内の3信金(共同通信)
福島信用金庫(福島市)など福島県内の3つの信用金庫が、顧客の氏名や口座番号などの個人情報計約8万3000件が記録されたマイクロフィルムを紛失していたことが29日分かった。3信金はいずれも会見で「誤って廃棄した可能性が高く、情報が悪用される恐れは少ない」と説明した。
東北財務局福島財務事務所は「顧客情報の紛失は重大で誠に遺憾。内部の管理体制や再発防止について適切な指示を出したい」としている。
紛失が判明したのは、福島信用金庫の約4万7000件、須賀川信用金庫(須賀川市)の約2万8000件、郡山信用金庫(郡山市)の約8000件。
3信金とも個人情報保護法の施行に伴い、金融庁の指示で4月以降に顧客情報の保管状況を点検し、紛失が分かったという。
(共同通信) - 6月29日19時50分更新
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