2005年06月28日(火) 20時01分
ネットに出品、代金詐取=被害1億7000万円、男を逮捕−警視庁(時事通信)
ヤフーのインターネットオークションに出品し、落札者から代金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は28日、詐欺の疑いで住所不定、無職杉本一容疑者(33)を逮捕した。
杉本容疑者は昨年1月下旬、約1000万円の借金を返済しようと出品を始めたが、途中で破綻(はたん)し、商品を送らなくなった。同容疑者の口座に振り込まれた約5億6000万円のうち、実際の被害は約1億7000万円で、被害者は約4000人に上るという。
調べでは、杉本容疑者は昨年12月中旬、販売する意思がないのに、新型のデジタルカメラをオークションに出品。同月下旬、20台を落札した福岡市西区の無職男性(33)に代金約58万円を振り込ませた疑い。
杉本容疑者は詐取した金を借金の返済のほか、高級外車の購入などに充てていたという。
(時事通信) - 6月28日20時1分更新
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