2005年06月27日(月) 22時26分
<用水路1800万円>盗んで捨てた女に実刑 さいたま地裁(毎日新聞)
現金約1800万円が埼玉県蓮田市の用水路に捨てられていた事件で、住宅リフォーム会社社員、中江匡志(まさし)容疑者(26)=特定商取引法違反(不実告知)容疑で逮捕=方から、約6000万円を盗んだとして窃盗罪などに問われた、さいたま市南区太田窪5、アルバイト、阿部啓美被告(25)の判決が27日、さいたま地裁であった。蛯名日奈子裁判官は「短絡的な動機に酌量の余地はない」として懲役3年(求刑・懲役4年)を言い渡した。
判決などによると、中江容疑者と以前交際していた阿部被告は1月27日、元同僚の男2人=窃盗罪などで公判中=に「1人1000万円になる」と持ち掛け、中江容疑者方に侵入。現金約6000万円を盗んだが、怖くなって自分の取り分約1800万円を蓮田市内の用水路に投げ捨てた。
事件を巡っては、6000万円を盗まれた中江容疑者が、現金は不要な訪問リフォーム工事の代金だったとして25日、同県警に特定商取引法違反容疑で逮捕された。【和田憲二】
(毎日新聞) - 6月27日22時26分更新
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