2005年06月21日(火) 15時31分
ウィルコム、2GHz帯への参入を検討(impress Watch)
総務省が3日に明らかにした周波数割当ての方針案に関連し、ウィルコムが2GHz帯での周波数割当てを希望していることが明らかになった。
同社が参入を検討しているのは、新規参入希望者が対象の周波数2GHz帯。通信方式は「次世代PHS」とするものの、具体的な方式は明らかにされていない。また、次世代PHSと呼ばれるような方式が、総務省が割当て対象としているIMT-2000に含まれていない点については、「総務省の判断次第」(同社広報部)とし、提示された方針案の変更も含めた意見書を提出する意向。
同社では、「現行のPHS方式で数Mbpsまでの通信速度の高速化にめどをつけているものの、さらなる高速サービスを実現するために2GHz帯への参入を検討している」(同)という。2GHz帯への参入について、今後社内で最終的な判断を決定するという。
2GHz帯の周波数は、総務省が3日に明らかにした方針案の中で、新規事業者1者に対して周波数を割当てることが明らかにされた。同時に割当てが明らかにされた1.7GHz帯とは異なる新規参入事業者が対象で、TDD方式で15MHz幅が割当てられる予定。同周波数帯では現在のところ、アイピーモバイルが参入を表明している。
■ URL
ウィルコム
http://www.willcom-inc.com/
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(太田 亮三)
2005/06/21 14:02
(impress Watch) - 6月21日15時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000006-imp-sci