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2005年06月21日(火) 23時16分

<カード情報漏れ>国内被害は327件、3200万円毎日新聞

 米国で起きたカード情報漏えい問題で、国内で発行されたカードの不正利用は判明しただけで327件、約3200万円にのぼることが21日、分かった。JCBも4件の不正利用があったことを明らかにした。JCBは日本で唯一の国際ブランドだが、被害が判明したのは初めて。同社はJCBブランドを発行しているカード会社にも調査を呼びかけている。
 不正利用の多くが、カード保有者からの指摘などを受けたカード会社が、問題のある取り引きと認識していたものだった。また、米国のカード処理会社から漏えいした情報が偽造カードに加工され、日本国内で使用されていたケースも目立った。
 不正利用による被害はビザカードとの提携カードで計235件、マスターカードでは計87件。JCBの4件のほかに、JCBブランドで1件の不正利用が分かった。また、漏えいした可能性があるカードはビザで約4万枚、マスターが約1万8000枚にのぼり、影響の大きさを見せつけた。
 この日、情報漏えいが明らかになったJCBは海外にも加盟店を持つ国際ブランドだが、今回問題になった米国の情報処理とは契約をしていなかった。JCBが、JCBブランドのカード情報処理を依頼していた米国の企業が、問題の企業と契約していたとみられる。【小原綾子】
(毎日新聞) - 6月21日23時16分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000126-mai-bus_all