2005年06月21日(火) 06時03分
情報流出1万人超=不正利用拡大の懸念も—国内カード会社(時事通信)
米クレジットカード大手の顧客情報が大量に流出した問題で、国内カード会社の会員情報の流失が計1万人超に上ることが20日、明らかになった。このうち、UFJカード(東京)は不正利用の事実を確認しており、同様の事態が他社で発生する懸念も出ている。
各社とも情報流出のあったマスターカード・インターナショナルからの情報提供はあるが、ビザ・インターナショナルからは詳細な流出情報を入手できていない部分があり、被害がさらに広がる恐れもある。
同日夕までに明らかになった会員情報の流出は、オリエントコーポレーション3053人、ユーシーカード(東京)約2600人、ディーシーカード(同)約2600人、イオンクレジットサービス約700人、三井住友カード(同)約1100人、オーエムシーカード約500人など。いずれもマスターカードの情報提供を基に調査、判明した。
(時事通信) - 6月21日6時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050620-00000127-jij-biz