2005年06月20日(月) 16時59分
UFJカード、一部カードで不正利用を確認(ロイター)
[東京 20日 ロイター] UFJグループのクレジットカード会社、UFJカードは、提携先の米マスターカード・インターナショナルが4000万件以上の顧客情報が流出したと発表した問題で、UFJカードの顧客情報も数百件が流出し、このうち約20件以上のカード不正利用があった可能性があることを明らかにした。広報担当者が述べた。
米マスターカードは6月18日、決済処理を委託している会社の情報システムにコンピュータ・ウイルスが侵入、約4000万件のカード情報が流出したと発表した。同日、UFJカードの顧客数百人分の情報が含まれていると連絡があり、同社で精査したところ、これまでに20件ほどの不正利用があった可能性があることが認められた。
UFJカードは現在、流出情報の中にUFJVISA会員のカード情報が含まれているかどうかをVISAインターナショナルに確認中で、不正利用の件数はさらに増える可能性もある。
UFJカードは、不正利用があったとされるカード会員に対して、調査をした上で不正利用が確認されればクレジットカード番号を変更した新しいカードを発行するとしている。
(ロイター) - 6月20日16時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050620-00000030-reu-bus_all