2005年06月19日(日) 21時20分
<日本信販>マスターカード提携のカード情報が漏洩の可能性(毎日新聞)
米国で約4000万枚分のクレジットカード情報が、取引情報を処理する米業者への不正アクセスで漏えいした疑いが出ている問題で、日本信販は19日、同社が「マスターカード」と提携して国内で発行した約6500人分のカード情報が漏えいした可能性があることを明らかにした。同社以外にも、漏えいした可能性があるため、経済産業省やカード各社は事実関係の把握を急いでいる。
日本信販のセキュリティー情報部門が、米マスターカード・インターナショナルから連絡を受けた。カード会員が米国でカードを使った際の情報が漏れたものとみられる。日本信販は、該当するカード会員に連絡して会員番号を変更した新カードを再発行するかどうかの検討を始めた。万一、不正利用されても保険などで補償されるため、カード会員に金銭的な損害は発生しないという。
同社は、カードを利用して大量の電化製品を突然購入するなどの疑わしい取引を常時監視しているが、今回情報が漏えいした恐れがあるカードについては一段と監視を強める方針だ。【古田信二】
(毎日新聞) - 6月19日21時20分更新
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