2005年06月16日(木) 19時51分
図書券発行9月まで、カードに一本化(読売新聞)
日本図書普及は16日、図書券の発行を9月末で停止し、プリペイド式の図書カードに一本化することを明らかにした。
図書券は、1960年に発行を開始した。全国1万900店で使用でき、昨年度の発行額は480億円に上った。しかし、ピーク時の94年度と比べ、160億円ほど発行額が減少している。一方、図書カードは90年の発行開始で、昨年度の発行額が230億円。同社では、図書カードの読みとり機の設置店が全国1万500店に増加したことに加え、図柄を自由に選べる図書カードは贈答品としても優れていることから、図書券の発行停止を決めた。
古い図書券は、10月以降も無期限に使用できる。
(読売新聞) - 6月16日19時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000412-yom-soci