2005年06月14日(火) 20時09分
妹の名前で偽HP開設 「可能かどうか試した」(共同通信)
本物そっくりの偽ホームページ(HP)を使い、個人情報を盗む「フィッシング」行為が初摘発された事件で、著作権法違反などの疑いで逮捕された大阪市の会社員藪野一真容疑者(42)は、実の妹の名前を使って偽HPを開設していたことが14日、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターの調べで分かった。
藪野容疑者は「アメリカでフィッシング詐欺の被害が広がっているという話を昨年聞いて、可能かどうか試した」と供述。同室は事件に使われた偽HPは試行段階だった可能性があるとみて追及している。
偽HPには約70人がアクセスし、約20人がIDやパスワードを入力していた。藪野容疑者は「簡単に個人データが盗めるので驚いた」と供述しているという。
(共同通信) - 6月14日20時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050614-00000213-kyodo-soci