悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
同県警は11日までに、逮捕監禁容疑で男8人を逮捕。数人は容疑を認めているという。詐欺グループと指定暴力団とのつながりも浮かんでおり、県警は詐欺容疑で清水大志容疑者(26)ら10人を逮捕した徳島県警と連携、組織の実態解明を進める。
逮捕された男らの供述などによると、メンバーだった千葉県船橋市の無職西村徳也さん=当時(25)=ら4人が、グループの収益金を奪おうとして発覚したのが事件の発端。男らは昨年10月13日夜、船橋市の路上で西村さんを拉致した。
西村さんが仲間3人とともに連れ込まれたのは、グループの拠点だった東京都新宿区の事務所。監禁は同月16日まで続き、4人は手錠をはめられて木刀や金属バットで殴られ、熱湯をかけたり包丁で刺したりするリンチを受け、死亡したとみられる。
「リンチ現場で注射器数本を見た」と供述している男もいるといい、千葉県警は何らかの薬物が使われた疑いもあるとみている。県警は10日に事務所を現場検証、暴行の形跡を調べている。
グループの「社長」と呼ばれていた清水容疑者は複数の集団を操り、計約1億7000万円の収益を上げていたとされる。千葉、徳島両県警の調べで、指定暴力団のヤミ金融組織との人的つながりも浮かんできている。
北関東方面に土地勘を持つ暴力団関係者が、グループ幹部から数千万円の報酬を受け取り西村さんら4人をレンタカーで遺棄した疑いが強まっている。両県警は、詐欺容疑で逮捕された10人のうち「専務」と呼ばれていた男(27)と清水容疑者は4人の監禁にも関与したとみて引き続き追及する。
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050612/mng_____sya_____008.shtml