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同シンポは、二〇〇一年九月から毎年春と秋に行われ、今回が八回目。BSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザなどで深刻な社会問題を引き起こしてきた食料問題について、同大学応用生物科学部の研究者らを講師に、「食の安全と食料自給」「食の安全と健康」「遺伝子組み換え食品」の三つのセッションが開かれた。
十一日の「食の安全と健康」では、黒木登志夫学長の「がんになる食事、ならない食事」などの講演に引き続き、BSE研究の第一人者である山内一也氏(財団法人・日本生物科学研究所主任研究員)が、BSEについて特別講演。山内氏は「牛に対する肉骨粉入りの餌の規制によって、BSEの発生は激減した。しかし、検査方法などにまだ課題が多い」などと説明。参加者は熱心に聞き入っていた。
(石川 徹也)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gif/20050612/lcl_____gif_____002.shtml