2005年06月11日(土) 18時08分
工事など1500万円契約 認知症の夫、76歳の妻(共同通信)
宮崎県小林市の女性(76)と死亡した認知症の夫が、5年間にリフォーム業者らと26件の工事契約などを結び、約1500万円のローンを抱える事態となっていたことが11日、分かった。
「このままだと家が崩れる」と不安をあおった業者もあるといい、相談を受けた弁護士は「不必要な工事契約だった疑いがある」と業者を相手に訴訟も検討している。
約880万円を支払っているが、残額は返済できず、年金暮らしの女性は宮崎地裁に自己破産を申請する。
夫はことし4月、84歳で死亡。契約は2000年からことしにかけて、夫婦のいずれかが結んだ形になっており、兵庫県に住む長女(32)が実家に戻って気付いた。
(共同通信) - 6月11日18時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000117-kyodo-soci