2005年06月11日(土) 19時01分
古紙持ち去りで業者逮捕=区と連携、現行犯で−警視庁(時事通信)
東京都江東区のごみ集積所から古新聞を盗んだとして、警視庁深川署は11日、窃盗の現行犯で資源回収業森下富士雄容疑者(59)=足立区保塚町=とアルバイト森本進一容疑者(49)=江戸川区鹿骨=ら3人を逮捕した。古紙持ち去りは各地で問題化しているが、逮捕されたケースは警視庁管内では初めてという。
調べでは、森下容疑者ら2人は午前7時20分ごろ、江東区東陽のごみ集積所で、住人が出した古新聞約10キロをトラックに積み込んだところを、署員に逮捕された。トラックには不正に回収した古紙類約560キロが積んであった。
森本容疑者は同9時すぎ、同区古石場の集積所から古新聞約5キロを持ち去った。同容疑者のトラックにも約710キロの古紙類があったという。
江東区清掃リサイクル課によると、区内では2004年度に約800トン、400万円分の古紙類が持ち去られた。このため、区職員と署員が10日から合同パトロールを実施。再三にわたる警告を無視してきた悪質業者の逮捕に踏み切った。
(時事通信) - 6月11日19時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050611-00000186-jij-soci