2005年06月08日(水) 21時07分
解散会社の領収書使用 埼玉の高額リフォーム(共同通信)
埼玉県富士見市の認知症(痴呆症)の姉妹が、リフォーム業者19社に総額約5000万円の契約を結ばされた問題で、既に解散して存在しない会社の領収書が使われていたことが8日、分かった。
領収書は社名が印刷され、解散前に会社が使用していたもので、同市は何者かが会社がまだ実在するかのように装い、契約させた可能性があるとみている。
同市などによると、この会社は東京都八王子市にあったが、2001年に社長が死亡して事実上解散。翌年には清算手続きを終了、株式会社の登記も閉鎖した。
ところが、姉妹宅に残っていた領収書2枚には計9万7000円分の契約額が記入され、うち1枚の日付は04年12月となっていた。工事内容や実際に施工したかどうかは不明。
(共同通信) - 6月8日21時7分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050608-00000230-kyodo-soci