2005年06月07日(火) 17時31分
詐欺未遂:一人暮らしのお年寄りから詐取、容疑の元社員再逮捕−−伊予署 /愛媛(毎日新聞)
◇借金名目で150万円詐取
一人暮らしのお年寄りの女性にリフォーム工事にからむ偽の裁判話を持ちかけ現金をだまし取ろうとした事件で、伊予署は6日、同じ女性から、借金名目で150万円をだまし取っていたとして住所不定、元リフォーム会社社員、高木潤蔵被告(55)=3日に詐欺未遂罪で既に起訴=を詐欺容疑で再逮捕した。
調べでは、高木容疑者はリフォーム会社員だった昨年9月上旬、伊予市内の女性(76)宅を訪問し「お宅が受けたリフォーム工事はずさんな工事なので、裁判を起こせば金が戻ってくる」などと言い女性に近づいた。今年3月14日、返済の意志なく、借金名目で現金をだまし取った疑い。
高木容疑者は容疑を認めた上で「女性のキャッシュカードを持ち出し、現金200万円を勝手に下ろした」などとも供述しており、被害額は計約1000万円に上るとみられるという。同署で余罪を追及する。【津久井達】
6月7日朝刊
(毎日新聞) - 6月7日17時31分更新
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