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一宮市教委によると、これらの個人情報は小学校で作成、管理されたもので、二〇〇四年三月末ごろ、同小学校の当時の校務主任の男性教諭(47)が、PTAへの案内状作成や成績処理作業を行うため、メモリーに保存して自宅へ持ち出した。教諭が息子のパソコンで作業し、個人情報が息子のパソコンに残っていた。
息子はこのパソコンでファイル交換ソフト「ウィニー」を使っていたが、今年三月五日から三十日までの間、ウィニーが自動的にデータを外に流すウイルスに感染、パソコンは常時インターネットにつないだ状態だったため、そこから情報が漏れたとみられる。
同市教委は、パソコンで児童の個人情報を扱う作業は、校内だけで行うよう各校に通知を出していたという。同市教委の中野和雄学校教育課長は「関係者に大変申し訳ない。今後は情報管理の指導をさらに徹底したい」と話している。
名簿には児童の氏名や電話番号、保護者名、住所のほか、一緒に登校するグループの通学班、兄弟姉妹の名前と学年クラスが記載されていた。教職員名簿には、住所、年齢、教員免許の種類、出身大学と卒業年月が書かれていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050602/eve_____sya_____003.shtml