2005年06月01日(水) 17時36分
基地局情報がネットに流出 ＮＴＴドコモ東海（共同通信）
携帯電話基地局の所在地などの情報を記載したＮＴＴドコモ東海（名古屋市）の社外秘資料が、誤って社員のパソコンからインターネット上に流出し、同社がこれらの基地局のドアの鍵や暗証番号を緊急交換していたことが１日分かった。
同社は資料流出による被害はなかったとしているが、悪用されれば、携帯電話の通話に障害が出る恐れもあったという。
同社によると、流出したのは岐阜、静岡、愛知各県の計約８００カ所の基地局の情報で、社員が利用していたファイル共有ソフト「Ｗｉｎｎｙ（ウィニー）」のウイルス感染が原因とみられる。
流出した時期は不明だが、今年３月２５日にグループ会社の社員が、ネット上にこれらの情報が出回っていることに気付き上司に通報した。
同社広報部は「情報管理を徹底し、再発防止に努めたい」としている。
（共同通信） - 6月1日17時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050601-00000174-kyodo-soci