2005年05月31日(火) 11時22分
【中国】国家工商総局:健康食品など虚偽広告取締り強化(サーチナ・中国情報局)
国家工商総局は「虚偽違法広告取締り強化に関する通告」を発表。中国政府はすでに、今年5月から1年をかけて虚偽違法広告の取締りを強化する方針を示しており、今回の「通告」はこの方針に基づいたものだ。31日付で紅盾信息網が伝えた。
「通告」では、特に保健食品、薬品、医療、化粧品、美容サービスの虚偽広告(インターネットでの広告を含む)について、違法行為となる基準や罰則を厳しく定めている。
取締り強化の対象となる広告は、「報道形式での広告」「消費者、患者、専門家の名義とイメージを使用し、効果をうたった保健食品・薬品・医療・化粧品の広告」「治療作用、または誇大な効果をうたった保健食品の広告」「誇大な効能や治療効果を保証した薬品広告」などとなっている。
「通告」によれば、広告主、広告業者だけでなく、広告を掲載した媒体も処罰され、その後も重要監視対象として当局の厳しい調査を受けることになる。(編集担当:恩田有紀)
(サーチナ・中国情報局) - 5月31日11時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000003-scn-int