2005年05月30日(月) 21時21分
飼育の説明不足で賠償命令 マンション販売会社に(共同通信)
大分市の分譲マンション販売時にペット飼育に関する説明が不十分だったとして、同じマンションに住む愛犬家の男性(57)と動物の苦手な女性(48)が販売会社に慰謝料など計245万円の支払いを共同で求めた訴訟の判決で、大分地裁(滝岡俊文裁判官)は30日、計101万円の支払いを命じた。
判決理由で滝岡裁判官は、「十分な説明をせず、住民間にペット類の飼育に関する問題を生じさせた」と認定。
「動物が嫌いな女性は精神的苦痛を受け、犬の飼育を条件にマンションを購入した男性は犬を手放すことを余儀なくされた」と指摘した。
(共同通信) - 5月30日21時21分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050530-00000271-kyodo-soci