2005年05月28日(土) 16時20分
防犯ハンドブック:県と県警が協力し発売−−手口や対策詳しく /群馬(毎日新聞)
「県犯罪防止推進条例」の施行約1年を機に、県民の防犯意識を高めようと「防犯ハンドブック〜犯罪被害に遭わないために〜」が県庁などで販売されている。県地域創造課の治安回復対策室と県警生活安全企画課が協力して作った。同室は「できることから気をつけてもらい、少しでも犯罪防止につながれば」と話している。A4判24ページ、100円。
昨年の県内の犯罪情勢から分析した犯行の「手口と現状」や防犯対策などを詳しく紹介。留守番電話の応答メッセージで「外出中」を「ただいま来客中」などに変える▽痴漢に遭わないために防犯ブザーや催涙スプレーをすぐ使える場所に携帯する——など、身近な犯罪である窃盗(空き巣狙い)や痴漢、振り込め詐欺、スキミングなどを防ぐための具体策をカラー写真を交えて説明した。
県警によると、4月末現在、昨年同時期と比べて犯罪自体は減少傾向だが、ひったくりは昨年の約3倍、自動車盗は約1・4倍に増えているという。【桝谷敦子】
5月28日朝刊
(毎日新聞) - 5月28日16時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050528-00000230-mailo-l10