2005年05月25日(水) 19時12分
19業者、5千万円を契約 認知症姉妹のリフォーム(共同通信)
埼玉県富士見市の高額リフォーム問題で、市は25日、認知症(痴呆症)の姉妹が2002年春以降、訪問業者に結ばされていた契約は計19社、約5000万円に上ることを明らかにした。業者数、金額ともさらに増える可能性があるといい、実態解明を急いでいる。
市によると、これまでに1社が工事代金約2万円を既に姉妹に返還、9社が計約4400万円を返す意向を市に伝えているという。残りの9社とは連絡が取れていない。
市は姉妹の成年後見人候補として、市の顧問弁護士の清水徹氏を選んでおり、6月末にもさいたま家裁川越支部で認められる見込み。同日、記者会見した清水氏は「工事代金の返還交渉を進めたい。場合によっては民事訴訟や刑事告訴も考える」と語った。
(共同通信) - 5月25日19時12分更新
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