2005年05月24日(火) 16時50分
消費生活センター:相談件数急増、2年前の2.4〜2.8倍に−−静岡と浜松 /静岡(毎日新聞)
◇架空請求、ネット詐欺…
悪質商法の被害者などから相談を受け付ける消費生活センターに寄せられる相談件数が、ここ数年急増している。
昨年度、静岡市と浜松市のセンターに寄せられた相談件数は、それぞれ9063件と8155件に上り、2年前の2・4と2・8倍(ただし松菱倒産関係の相談を除く)となった。特に静岡市内のうち旧清水市地域を受け持つ清水消費生活センターでは、相談件数はこの2年間で約5倍の3600件となった。
急増の原因は架空請求はがきやインターネット関係の詐欺などに関する相談の激増で、両センターでは全体の6〜7割を占めた。最近は架空請求よりも、携帯電話などのネットサイトでボタンをクリックするだけで勝手に登録され、高額な入会料を請求される「ワンクリック詐欺」の被害が増えつつあるという。各センターはチラシの配布や、パネル展を開くなどして注意を呼びかけている。【稲生陽】
5月24日朝刊
(毎日新聞) - 5月24日16時50分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050524-00000017-mailo-l22