2005年05月23日(月) 19時22分
中古PCに7000人個人情報 千葉の林業事務所が廃棄(共同通信)
千葉県南部の森林管理事務を行う南部林業事務所(鴨川市)の廃棄したパソコンが、約7000人分の個人情報がハードディスク(HD)に残されたままリサイクルショップで販売されていたことが23日、分かった。
個人情報は安房、夷隅両郡の県保安林の所有者や森林保全巡視員の住所、氏名など。県はHDを既に回収、被害の報告はないという。
県によると、同事務所が3月、千葉市の業者にパソコン廃棄を依頼したが、業者は廃棄せずに処理を下請けに委託したという。4月に同県白井市で中古パソコンを購入した男性が復元ソフトを使ったところデータが復活したため県に連絡した。
県は「電源故障でデータ削除ソフトが使えず、パソコン上の『ごみ箱』に捨てただけだった。廃棄時の具体的手順を定めたい」としている。
(共同通信) - 5月23日19時22分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050523-00000184-kyodo-soci