2005年05月18日(水) 17時13分
2004年ソフトウェア違法コピー、日本は世界ワースト6位の損害額(japan.internet.com)
BusinessSoftwareAlliance (BSA)は2005年5月18日、全世界および各国・地域における2004年1月から12月のコンピュータソフトウェアの違法コピー状況を調査した、「第2回世界ソフトウェア違法コピー調査」結果を発表した。
同調査は BSA が IDC に委託したもので、これによると日本における2004年の違法コピー率は
前年 比1ポイント減の28%と世界で8番目に低いものとだった。しかし、同損害額は17億8,700万米ドル(約1,900億円)で世界ワースト6位という結果になっている。また、全世界の違法コピー率は前年比1ポイント減の35%、同損害額は326億9,500万米ドル(約3兆5,000億円)。
BSA は今期、違法コピー数を減少させるための教育・啓発活動として、企業における違法コピー有無の再点検のきっかけを提供する「ソフトウェアライセンス再点検全国キャンペーン」を
実施中 だ。
今回の結果について BSA 日本共同事務局長の増渕賢一郎氏は、「BSA として決して満足できる結果ではない。キャンペーンの結果を見極めながら、さらなるソフトウェア著作権保護の促進を展開していく」と述べる。
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