2005年05月16日(月) 22時04分
メール無差別大量配信「スパムメール」を初摘発(読売新聞)
出会い系サイトを宣伝するために、携帯電話間の画像送信システムを使って大量のメールを送り、ほかの利用者のメールの送受信を妨害したとして、京都府警ハイテク犯罪対策室は16日、大阪市西区南堀江、アダルトサイト会社経営木村文信容疑者(37)を有線電気通信法違反(有線電気通信の妨害)の疑いで逮捕した。
府警によると、営利目的の電子メールを無差別に大量配信する「スパムメール」を同法違反で摘発するのは全国初。
調べでは、木村容疑者は2003年12月18日から22日にかけて、京都市伏見区のインターネットサービス会社が提供する画像送信システムを使い、不特定多数の携帯電話利用者に宣伝文を送信。約41万件があて先不明となり、同社のサーバーに滞留、ほかの会員のメール送受信が遅れるなど障害を与えた疑い。
木村容疑者は「会社の広告宣伝のためにやった」と容疑を認めているという。
(読売新聞) - 5月16日22時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050516-00000315-yom-soci