2005年05月14日(土) 00時22分
投資商法で被害10億 近く詐欺容疑で告訴、静岡(共同通信)
静岡県内で配当も元本も支払われない健康食品に絡む「投資商法」による被害が相次いでいることが13日、静岡県弁護士会の調べで分かった。
被害総額は静岡県内だけで10億円以上に達するとみられる。同弁護士会は被害者らを集めて、東京都内の健康食品販売会社を近く詐欺容疑で告訴する方針。
同弁護士会によると、この販売会社は「飲む化粧品」と称する健康食品の購入を被害者の主婦らに持ち掛け、「健康食品を買って(同社に)販売を委託してもらえれば、元金を1年で倍にして返す」と説明。被害額は1人当たり1千万−2千万円ほどという。
静岡県内だけで約400人の会員を集めたが、昨年7月以降は配当も支払わず、元本の払い戻しにも応じていない。
(共同通信) - 5月14日0時22分更新
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