2005年05月09日(月) 20時02分
「週刊文春は異質な存在」=渡辺読売会長が出廷−自宅のガウン姿掲載訴訟(時事通信)
週刊文春に自宅マンションにいる姿を写真掲載され、プライバシーを侵害されたとして、読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長が、文芸春秋などに1000万円の損害賠償とこの写真を今後使用しないよう求めた訴訟の口頭弁論が9日、東京地裁(貝阿弥誠裁判長)で開かれた。出廷した渡辺氏は「もうろうとした姿を掲載され、非常に腹立たしい。私生活の秘密を侵される恐怖を感じた」などと述べた。
渡辺氏は「読売グループ最高の地位にある自分が、なぜ『ワンマンの末路』と書かれるのか」と声を荒らげた。「文芸春秋には敬意を表しているが、週刊文春は(旧日本軍の)関東軍のごとき異質な存在ではないかと思う」と非難した。
(時事通信) - 5月9日20時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050509-00000542-jij-soci