2005年04月22日(金) 11時48分
昨年は39カ所に立ち入り 団体規制のオウムに(共同通信)
オウム真理教(アーレフに改称)に対する観察処分に基づき、公安調査庁が昨年1年間に延べ39カ所の教団施設に立ち入り検査を行い、検査結果などに関する情報を延べ49自治体に提供したことが、22日閣議決定された「団体規制法の施行状況に関する報告」で分かった。
報告は、年1回の国会提出が義務付けられている。南野知恵子法相は閣議で「教団は今なお危険な教義を保持し閉鎖的体質も改善されていない上、組織拡大に向け活動するなど引き続き警戒が必要だ」と述べた。
報告によると、昨年末時点での教団の出家信者は約650人、在家信者は約1000人。17都道府県に拠点施設26カ所を抱える。ロシアにも信者約300人がおり、数カ所の拠点施設を確保しているという。
(共同通信) - 4月22日11時48分更新
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