2005年04月19日(火) 18時44分
裁判所に無断駐車10年超 撤去求め所有者を提訴(共同通信)
長野地裁諏訪支部の駐車場に乗用車が10年以上無断駐車され、国が甲府市に住む所有者の男性に車の撤去と、1日当たり35円の敷地使用料を求める訴えを甲府地裁に起こしていたことが、19日分かった。
同支部総務課は「男性が関係する訴訟は過去にもなく、なぜ放置されたのか分からない」としている。敷地内のため道交法違反には問えず、私有財産を勝手に処分することもできないという。
訴状によると、車は遅くとも1994年8月から駐車場の隅に放置され、同支部は95年4月までに4回、男性に文書を送り撤去を求めたが、応じなかった。昨年6月には「敷地使用料を請求する」と文書で通告したが、車は現在も放置されたまま。
(共同通信) - 4月19日18時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050419-00000177-kyodo-soci