2005年04月16日(土) 16時32分
回収命令:冷凍コロッケに基準の2倍の細菌 県が回収命令−−藤沢の会社 /神奈川(毎日新聞)
県生活衛生課は15日、藤沢市羽鳥1の食品冷凍冷蔵業「泰成食品」(綿貫英明代表取締役)が製造した冷凍食品のコロッケに、成分規格基準を約2倍上回る細菌が含まれていたとして、同社に対し、商品の回収と販売禁止を命じたと発表した。
同課によると、成分規格を超える細菌が含まれていたのは、8日に製造した冷凍食品のミートコロッケ。1グラム当たりの細菌数が300万個以下とされているところ、630万個の細菌が含まれていたという。11日に藤沢保健福祉事務所が、抜き取り調査を実施して、発覚した。
8日に製造された同商品3506個のうち、3263個はすでに埼玉県の食品取扱業者を通じて、埼玉、東京の六つの小中学校の給食施設にわたり、すでに食べられてしまった。同課では、調理時に十分加熱されているため、安全には問題はないという。原因を調べている。【堀智行】
4月16日朝刊
(毎日新聞) - 4月16日16時32分更新
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