2005年04月15日(金) 13時01分
市民1万人余の情報流出=公用パソコンから、ウイルス感染−秋田湯沢(時事通信)
秋田県湯沢市の公用パソコン1台から3月中旬、市民1万1255人分の個人情報がインターネット上に流出していたことが15日、分かった。同市は、ウイルス対応ソフトの更新が遅れたことなどから、最新型ウイルスに感染したとみている。担当職員はこのパソコンでファイル交換ソフト「ウィニー」を使っていた。
市の説明によると、流出したデータは旧湯沢市が2003年に行った市町村合併に関するアンケート調査の対象者名簿。対象者の氏名と住所のほか、備考欄に「所在不明」「入院」などの記入もあった。同じパソコンから、アンケート用紙を市民に配る行政員234人と、市全職員384人の個人情報も同時に流出していた。
(時事通信) - 4月15日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050415-00000204-jij-soci