2005年04月12日(火) 16時30分
詐欺:架空融資で71万円詐取 容疑で2被告再逮捕 /神奈川(毎日新聞)
架空の融資を勧誘するダイレクトメールを送り、保証金などの名目で現金を振り込ませ、だまし取ったとして、戸部署は11日、東京都大田区萩中1、無職、深沢泰秀被告(21)=詐欺罪で既に起訴=と同、市川健太被告(21)=同=を詐欺容疑で再逮捕した。
調べでは、両容疑者は昨年11〜12月にかけて、大阪府摂津市の飲食店店員の男性(33)と三重県伊勢市の無職の男性(25)に「振込ローンご融資内訳のお知らせ」と書かれた架空融資のダイレクトメールを送り、保証金などの名目で大阪府の男性から49万円、三重県の男性から22万円を指定口座に振り込ませ現金をだまし取った疑い。深沢容疑者らはダイレクトメールに融資可能額を具体的に明記し、申し込みには「初めての取引なので信用がない。保証金が必要」「(金融業者の)ブラックリストから名前を削除するのに金が必要」などと現金を振り込ませていたという。容疑を認めている。
口座の入金記録や顧客名簿などから、両容疑者は昨年4月から全国に架空融資のはがきを送り、約11カ月で約600名から約6700万円をだまし取ったとみて余罪を追及している。【鈴木一生】
4月12日朝刊
(毎日新聞) - 4月12日16時30分更新
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