2005年04月11日(月) 09時02分
<婦女暴行事件>元信者に10年間にわたり暴行(毎日新聞)
京都府八幡市の宗教法人「聖神中央教会」代表の牧師、金保容疑者(61)による信者への婦女暴行事件で、元信者の女性が「20歳のころから約10年間、性的暴行を受けていた」と訴えていることが10日、府警の調べで分かった。「被害者の会」によると、金容疑者が性的暴行を始めたのは14年前とされ、府警は金容疑者が初めは成人女性を対象にし、その後、逆らうことができない未成年者を中心に暴行するようになったとみて追及する。
この女性は昨年末、府警に相談し、暴行が長期間続いていることを訴えたという。
府警などによると、金容疑者は暴行の際、被害女性に「これは祝福だ」などと話し、宗教的な儀礼と思い込ませるようにしていた。被害者が少女の場合、両親らが信者で相談しにくいなど金容疑者の暴行に逆らえない雰囲気があったという。
また、金容疑者から暴行された女性信者が、別の女性信者から「暴行を受けないようにするにはどうすればいいか」と相談を受け、自ら「身代わり」となり暴行を受けたケースもあったという。【小川信】
(毎日新聞) - 4月11日9時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050411-00000019-mai-soci