2005年04月02日(土) 16時45分
個人情報:173人分の文書誤送付−−山梨社会保険事務局 /山梨(毎日新聞)
山梨社会保険事務局(甲府市丸の内)が、県内18事業所の従業員計173人分の個人情報が書かれた文書を誤って他の7事業所に郵送していたことが分かった。書類には従業員の名前や性別、生年月日などが記載され、誤って届けられた会社からの指摘で発覚した。発送作業時のチェックを怠ったのが原因という。
同事務局は3月25日、社会保険に加入する県内の事業所(企業・個人事業主)計約1万1000社に、健康診断の対象者を知らせる通知を送付。同局職員らが本来の会社宛ての書類とともに、別の会社分の書類を封入したまま郵送したという。
1日に全面施行した行政機関個人情報保護法は日付をさかのぼって責任を問うことはないが、今後は故意でないミスも違法となることもある。同局は「再発防止に努める」と釈明している。【藤沢宏幸】
4月2日朝刊
(毎日新聞) - 4月2日16時45分更新
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