2005年03月29日(火) 19時38分
暴行死の犯人隠避、ケロヨンクラブ4被告に有罪判決(読売新聞)
オウム真理教の分派グループ「ケロヨンクラブ」の女性信者(当時36歳)が修行と称して暴行を受け死亡した事件で、犯人隠避罪に問われた信者で無職池野純子被告(42)ら4人の判決が29日、東京地裁であった。
合田悦三裁判長は「グループが社会的指弾を受けるのを避けようとした自己中心的な犯行だ」と述べ、池野被告に懲役2年、執行猶予4年、ほかの3人に懲役1年8月—1年6月、執行猶予3年(求刑はいずれも懲役2年)を言い渡した。
判決によると、女性信者は昨年9月、東京都中野区のマンションで、同グループリーダーの北沢優子被告(40)(傷害致死罪で公判中)の指示を受けたメンバーらに、竹刀で殴打されるなどして死亡。池野被告らは、北沢被告らの逮捕を免れるため、遺体を練馬区の池野被告の自宅に運んだうえ、「女性信者が自ら竹刀でたたいて死亡した」と虚偽の説明をした。
(読売新聞) - 3月29日19時38分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000413-yom-soci